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1. 承認概要 | ||
新医療用配合剤 2013年6月 / 2013年9月 発売 | ||
2. 薬効分類名 | ||
長時間作用型ARB/利尿薬合剤 | ||
3. 一般的名称 | ||
イルベサルタン/トリクロルメチアジド配合錠 | ||
4. 適応症 | ||
高血圧症 | ||
5. 類薬との比較 | ||
6. 特徴 | ||
製品名イルベタン(塩野義)とフルイトラン(塩野義)を足した配合剤です。長時間作用型ARB のイルベサルタンとチアジド系利尿薬のトリクロルメチアジドを含みます。 ARBは利尿薬により亢進するレニン・アンジオテンシン系を抑制するのに役立ちます。またARBは、アルドステロン分泌を低下させ尿中カリウム排泄を抑制することから、 利尿薬の副作用である低カリウム血症の軽減が期待できます。 血圧低下のおそれがあるため、本剤は高血圧治療の第一選択薬ではありません。 血清クレアチニン値が2.0mg/dLを超える腎機能障害患者においては、治療上やむを得ないと判断される場合を除き、使用を避けます。 トリクロルメチアジドは高尿酸血症を発現させるおそれがあるので、定期的に血清尿酸値のモニタリングを実施します。 ARB は高カリウム血症を増悪させるおそれがあるので、血清カリウム値に注意します。 ARBやACEIは妊婦に禁忌ですが、本剤も同様に禁忌です。 | ||
7. 使用上の注意と服薬支援 | ||
(1) 降圧作用に基づくめまい・ふらつきがあらわれることがあるので、高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意してください。 (2) 夜間の休息が特に必要な患者には、夜間の排尿を避けるために午前中に服用してください。 | ||
8. 製造販売元など | ||
製造販売元:塩野義製薬株式会社 お問合せ先:塩野義製薬(株) 医薬情報センター 0120-956-734 |