◆ 新薬情報 index

2013年6月製造販売承認

(印刷用画面へ)
■イーケプラドライシロップ50%■イーフェンバッカル錠 50μg,100μ…■イルトラ配合錠LD,HD■ウリアデック錠20mg,40mg,60m…■ルナベル配合錠ULD(併売)■ビソノテープ■リキスミア皮下注 300μg
■ ビソノテープ
1. 承認概要
新有効成分 2013年6月 / 2013年9月 発売
2. 薬効分類名
経皮吸収型・β1遮断剤
3. 一般的名称
ビソプロロール・テープ剤
4. 適応症
本態性高血圧症(軽症~中等症)
5. 類薬との比較

6. 特徴
世界初の経皮吸収型・β1遮断剤経皮吸収型テープ剤です。海外承認はありません。既にフマル酸塩としてメインテート錠などの経口製剤が使用されています。
本剤は貼付剤なので、嚥下困難や、外科手術後で腸からの吸収に問題があるなど、経口投与が困難な患者への使用に向いています。ビソプロロールは、内因性交感刺激作用(ISA)を有さない選択的β1遮断薬です。
通常、成人にはビソプロロールとして8mgを1日1回、胸部、上腕部又は背部のいずれかに貼付し、貼付後24時間ごとに貼りかえます。年齢、症状により1日1回4mgから投与を開始し、1日最大投与量は8mgとします。
7. 使用上の注意と服薬支援
(1) 気管支喘息の患者には、気管支を収縮させ、症状を発現させるおそれがあるので医師に相談してください。(慎重投与)
(2) 1日1回、24時間おきに貼り替えます。胸部、肩とひじの間の部分、または背中のいずれかに貼付してください。
(3) 傷や湿疹がある部位は避け、汗をよく拭きとり、清潔にしてから貼付してください。
(4) 皮膚症状を起こすことがあるので、貼付部位を毎回変更してください。
(5) 貼付期間中に本剤が皮膚から一部はがれた場合は、絆創膏等ではがれたところを固定してください。
(6) めまい、ふらつきがあらわれることがあるので、特に使用初期には自動車の運転等、危険を伴う機械を操作する際には注意してください。
8. 製造販売元など
製造販売元:トーアエイヨー株式会社
お問合せ先:トーアエイヨー(株) 信頼性保証部 048-648-1070
(文責 下平秀夫) 2013年10月