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1. 改訂年月 | ||
2022年6月 | ||
2. 改訂内容 | ||
<追加>[下線部追加改訂] 【効能・効果】 2型糖尿病を合併する慢性腎臓病。ただし、末期腎不全または透析施行中の患者を除く | ||
3. 解説 | ||
★SGLT2阻害薬であるカナグル錠(一般名:カナグリフロジン)の効能効果に、「2型糖尿病を合併する慢性腎臓病」が追加になりました。 【ここがポイント!】 SGLT2阻害薬については近年、心血管予後・腎予後の改善効果を示した大規模臨床研究が次々と発表されています。本剤は2型糖尿病患者の慢性腎臓病(CKD)に対する適応追加で、用法・用量は既承認の「2型糖尿病」と同じとなっています。 2022年6月現在、類薬で「CKD」に適応があるのはフォシーガ錠(同:ダパグリフロジン)、「心不全」に適応があるのはフォシーガ錠およびジャディアンス錠(同:エンパグリフロジン)となっています。 類薬以外では、2022年3月にミネラルコルチコイド受容体(MR)拮抗薬のケレンディア錠(同:フィネレノン)が2型糖尿病を合併する慢性腎臓病の適応で承認されています。 |