|
1. 改訂年月 | ||
2023年1月 | ||
2. 改訂内容 | ||
<削除>[下線部削除改訂] 【効能・効果に関連する注意】 左室駆出率の保たれた慢性心不全における本薬の有効性および安全性は確立していないため、左室駆出率の低下した慢性心不全患者に投与すること。 <追加> 【臨床成績】 左室駆出率の保たれた慢性心不全患者を対象とした国際共同第III相試験(DELIVER試験)の結果を追記。 | ||
3. 解説 | ||
☆選択的SGLT2阻害剤であるフォシーガ錠(一般名:ダパグリフロジン)について、左室駆出率にかかわらず使用可能になりました 【ここがポイント!】 これまで、本剤は「左室駆出率の保たれた慢性心不全における本薬の有効性および安全性は確立していないため、左室駆出率の低下した慢性心不全患者に投与すること」とされていましたが、この記載は削除され、左室駆出率を問わず使用可能となりました。これは、左室駆出率が40%超の慢性心不全患者を対象に行われた国際共同第III相試験(DELIVER試験)の結果に基づいた変更です。 なお、SGLT2阻害薬のエンパグリフロジン(商品名:ジャディアンス)も、2022年4月に左室駆出率にかかわらず使用可能となっています。 更新 2023.05.15 イラスト説明文加筆
|