Apo Talk 2024年7月19日 RMP へのご意見について
下記ご意見をいただきました。ありがとうございます。RMP資材はまだまだ発展途上で改善の余地が多いと感じます。
ご質問 ①患者用資材があるかどうか一つずつ医薬品を開かないと分からない
→その通りですね。グループ薬局内で情報を共有して使い勝手のよい資材リンク集を作成するのもよいかと思います。しかし、リンク切れも起きますので、難しいところですね。
ご質問 ②一週間単位で更新されてしまうので、突然対象医薬品でなくなってしまう
ご質問 ③削除された資材が見られなくなってしまう
→削除された資材はRMP資材ではなくなっている可能性がありますね。企業DIに問い合わせするしかありません。追加のリスク最小化は更新されていくと考えると仕方ないのかもしれません。RMP資材が現場で使用されるという肝心なことが考慮されていないと感じます。
ご質問 ④患者用資材が詳しすぎるので、これを読んだ患者が薬を飲まなくなってしまう
→欧米では「追加のリスク最小化」ということで、管理されていない副作用に特化することが多いそうです。しかし、そのような患者向け資材は、保険薬局では使用しづらいと思います。当局がRMP資材を利用して服薬指導をしろというのであれば、効果的な資材の在り方を薬局薬剤師と共に検討する必要があると思います。
医薬品リスク管理計画書(J-RMP)作成の手引き -令和5年1月版-
というものがあり、資材の体裁については細かく記載されていますが、資材の記載内容については規定されていないようです。
RMPのご講演拝聴させて頂きました。分かりやすい内容でとても勉強になりました。また、質問に対しても丁寧にご回答頂きましてありがとうございました。
いろいろと悩ましい部分もありますが、服薬指導の際に活用できるようにして行きたいと思います。