2023年10月からのコロナ薬の負担!!
思い起こせば・・・2019年12月31日、中国が武漢市で「原因不明」の肺炎の集団感染を確認したと世界保健機関(WHO)に報告しました。翌1月16日、武漢から帰国した神奈川県の男性が国内初感染と報道されました。2月5日には大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客乗員10人の感染が確認され、2月にはマスク、除菌スプレーなどの衛生用品が品薄になりました。3月11日、WHOはスペインかぜ以来100年ぶりに、パンデミック(世界的な大流行)となったと表明。こうして始まったコロナ騒動も、2024年1月で満4年となります。
あれからコロナにかかわる治療や、処方箋によってもらう薬はすべて無料でした。
しかし、2023.05.08にコロナが5類になり、抗コロナ薬は無料のまま据え置きですが、コロナの症状に対する解熱薬や咳止めなどは、有料(医療保険の負担割に応じた費用負担)になっていました。だいたい1000円前後いの窓口負担だったでしょうか。
国民医療費が増大する中で、いつまでもコロナを特別扱いする訳もいかないということで・・・
いよいよ、2023年10月から他の疾患と同じ扱いになりそうです。
(日経新聞2023/09/06)
新型コロナウイルス治療薬の10月以降の支援策を巡り、厚生労働省は窓口負担の割合に応じて段階的に上限額を設ける方向で調整に入った。9月末までは全額公費で支援するが、今後は3割負担の患者には最大9000円の負担を求める。急激な負担増とならないよう配慮する。治療1回あたりの患者負担の上限額を設け、上回った分は公費で支援する。窓口負担が1割負担の人は3000円、2割は6000円とする案がある・・・とのことです。
ヤフーニュース コロナ治療薬自己負担 “最大”9000円 来月から
現在は全額公費負担となっている高額な新型コロナ治療薬について、10月から窓口負担が3割の患者で、最大9,000円の自己負担を求める方向で調整していることがわかった。重症化リスクの高い人を対象にしたコロナの治療薬は、9万円以上と高額になるものもあり、急激な負担にならないよう配慮する考え。